GIMP入門6 画像の編集

GIMP入門6 画像の編集

GIMP入門6 画像の編集

・色の編集

・画像の編集

・画像の変形

 みなさんこんにちわ。中学生のためのプログラミング講座です。今回はGIMP入門編の第6回です。 
 今回は、画像の編集について見てみましょう。

 イラストの画像では違いが分かりにくいので、写真の画像素材を準備してください。
 画像素材がない方は、概要欄のリンクから、画像ファイルのダウンロードのサイトを開いて、画像ファイルのダウンロードをクリックして、画像ファイルをデスクトップに、保存して、ダウンロードしたジップファイルを開きます。これで、デスクトップに「ミソイチバン」の画像フォルダができましたので、
 上のメニューの、「ファイル」から、「開く インポート」を選択して、
 「デスクトップ」の、「ミソイチバン」のフォルダをダブルクリックして、さらに「ピックス」のフォルダをダブルクリックして、「ピックス」フォルダが開きますので、ここで「ショウユ ジェイペグ」を選択して、「開く」をクリックします。
 これで、ラーメンの画像が開きましたので、この画像を修正していきます。

 まず、色の修正ですが、上のメニューの「色」をクリックして、「明るさ コントラスト」を選択します。
 するとウィンドウが開いて、ここで画像の明るさとコントラストを調節できます。
 「明るさ」の項目の、境界部分を、左クリックでドラッグして、左右に動かすと、このように、画像の明るさを調節できます。
 また、「コントラスト」の境界を、左クリックでドラッグして動かすと、画像のコントラストを調節することができます。
 さらに、下の「分割表示」にチェックを入れると、
 画像の左右で、元の画像と比較しながら、「明るさ」や、「コントラスト」を調節することができます。
 調節が終わったら、「OK」をクリックします。
 ここでいったん、「リセット」で元に戻して、ウィンドウを閉じて、
 次に、「色」の、「彩度」を選択すると、こちらも同様に、境界をドラッグして、色の鮮やかさを調節することができます。

 それでは、「キャンセル」をクリックして、
 次に、この画像を編集して、 このように、ラーメンの具材にスポットライトがあたったような画像を作ってみましょう。

 まず、修正範囲の範囲を選択します。
 「楕円選択ツール」を選択して、ラーメンの画像のうち、具材の部分に、おおむね楕円を合わせて、範囲選択します。 微調整は、四隅のハンドルをドラッグして、調節します。
 次に、選択範囲の境界をぼかすために、「選択」の、「境界をぼかす」を選択して、ぼかす量に「100」と入力して、これで選択範囲の境界が100ピクセルぼかされますので、「OK」をクリックします。
 さらに、「選択」から、「選択範囲の反転」をクリックして、 これで選択範囲が反転して、ラーメンの具材から、それ以外の机と器の画像が選択範囲に設定されました。
 これで、「色」から、「明るさ コントラスト」を選択して、選択範囲の明るさとコントラストを調節すると、
 このように、ラーメンの具材の部分だけがハイライトされた色調になって、 「OK」をクリックして、
 さらに、「フィルター」の、「ぼかし」から、「ガウスぼかし」を選択して、 選択範囲を少しぼかすと、このように、選択範囲がぼかされましたので、「OK」をクリックして、
 最後に、「選択」から、「選択を解除」をクリックして、これで、画像の修正ができました。

 それでは、再度「ファイル」から、「開く インポート」を選択して、「ミソイチバン」のフォルダの、「ピックス」フォルダをダブルクリックして開いて、「ショウユ ジェイペグ」を選択して、「開く」をクリックします。
 これで、もとのラーメンの画像を開きましたので、

 次に、画像を修正してみましょう。
 画像ウィンドウ上で、コントロールキーを押しながら、マウスホイールで画像を拡大すると、
 このように、どんぶりのふちに少し汚れがあることがわかります。

 画像は、マウスホイールをクリックしながら、ドラッグして動かすと、画像を移動することができます。
 それから、画像の拡大は、コントロールキーとマウスホイールで拡大縮小する方法のほかに、
 この「ズームツール」を選択して、拡大したいエリアを、左クリックでドラッグしながら範囲選択して、クリックを放すと、このように、選択したエリアが拡大して表示されます。

 それでは、この2つのどんぶりのフチの汚れを消してみましょう。
 まず、絆創膏のアイコンの「修復ブラシツール」を選択して、次に、ダイアログで、ブラシの形を選択します。これで画像ウィンドウにマウスオーバーすると、ブラシの大きさが表示されますので、ツールオプションで、ブラシのサイズを修正して、汚れより少し大きいサイズに、ブラシの大きさを設定します。

 次に、修正箇所の近くの、汚れのない部分で、コントロールキーを押しながら、左クリックすると、この部分の色情報が選択されますので、
 この色で、次は汚れの上で左クリックすると、このように、汚れが塗りつぶされました。

 同様に、こちらの汚れも、近くでコントロールキーを押しながら、左クリックして、この色を選択して、次に汚れの上でクリックして、汚れを塗りつぶします。
 一度に汚れが消えないときは、さらに何度かクリックすると、このように、きれいに汚れを消すことができます。

 次に、画像を変形させてみましょう。
 まず、画像のトリミングは、「切り抜きツール」を選択して、
 画像の上で、左クリックでドラッグしながら、トリミングするエリアを指定して、クリックを放すと、
 このように、トリミングするエリアがハイライトされますので、さらに四隅のハンドルをドラッグして、トリミングのエリアを微調整したり、または、ツールオプションで、ピクセル単位で指定して、 これで、トリミングの位置が決まったら、画像を左クリックするか、またはエンターキーを押すと、このように画像がトリミングされました。

 ただし、この時、「移動ツール」を選択して、画像を左クリックでドラッグして動かすと、
 このように、実際にはキャンバスのサイズだけが縮小されていますので、レイヤーもこのキャンバスのサイズに合わせるときは、
 上のメニューの、「レイヤー」から、「レイヤーをキャンバスに合わせる」を選択すると、
 これで、キャンバスとレイヤーのサイズが同じサイズになりました。

 それでは、コントロールキーとZキーで元に戻して、
 次に、「統合変形ツール」を選択して、画像ウィンドウ上でクリックすると、
 このように、いくつかのハンドルが表示されます。
 四隅のハンドルと、四辺の中央のハンドルをドラッグして、画像の拡大・縮小ができますが、
 さらに四隅の中の、四角をドラッグして動かすと、このように画像を自由に変形することができます。

 コントロールキーとZキーで元に戻して、
 次に、四辺の白い四角をドラッグして動かすと、
 このように、平行四辺形として変形することができます。

 コントロールキーとZキーで元に戻して、
 次に、「回転ツール」を選択して、画像の上でドラッグして動かすと、
 このように、画像を回転させることができて、さらに、ダイアログ上で回転の角度や中心座標を、数値で設定することができます。

 それでは、コントロールキーとZキーで元に戻して、
 最後に、「3D変換ツール」を選択して、画像の上でドラッグして動かすと、このように、画像を3次元的に動かして表示させることができます。

 コントロールキーとZキーで元に戻して、
 今回は以上です。それではまた。